スマホに夢中な彼を見て、胸がザワザワする
またか…。
彼の目がキラキラしてる。でも、その視線の先にいるのは私じゃない。スマホの画面越しに映る、彼の「推し」だ。
正直に言うと、最初は全然気にならなかったんですよ。むしろ「趣味があるっていいよね」って思ってた。でも、気づいたら私の心の中に小さなトゲみたいなものが刺さってて。
「あれ、私より推しの方が大事なの…?」
そう思った瞬間、自分で自分にドン引きした(笑)。だって、器小さくない?って。嫉妬する相手が「アイドル」とか、我ながら恥ずかしすぎる。
でもね、この感情って意外と多くの女性が抱えてるんだよね。インスタで「彼氏 推し活 うざい」って検索したら、めちゃくちゃ出てくるし(調べたことバレた)。
なんで私、こんなにイライラしてるんだろう?
二人の時間が、実は「一人の時間」になってる問題
ある日のこと。
私たちが一緒にいる時間って、週に2回くらいしかないんですよ。で、その貴重な時間に彼が何してたと思います?
ライブ配信見てた。
私の隣で。
「ねぇ、今日さ…」って話しかけても「うん、うん」って上の空。聞いてないでしょ、それ。心は完全に推しのところに飛んでる。
その瞬間、胸がギュッとなって、喉の奥に何かが詰まったような感覚になったんです。悲しいとか寂しいとか、そういう言葉じゃ表せない、もっとドロッとした感情。
物理的には一緒にいるのに、心は別々。これって、めちゃくちゃ孤独なんですよね。
「私も推しみたいに見てほしい」という本音
もっとヤバい感情に気づいちゃった。
彼が推しの新曲について語ってる時の、あの目の輝き。あの情熱。あの熱量。
「…私の話してる時も、そんな顔してる?」
比べちゃいけないって分かってる。でも、比べちゃうんだよ。だって人間だもん。
推しに注がれる彼の「好き」のエネルギーを見てると、「私への好きは、どのくらいの温度なんだろう」って不安になるんです。
承認欲求、むき出しですね(恥)。でも、これ、隠してもしょうがない。
決定的だった「あの日」のこと
1周年記念日より、ファンクラブ更新が大事だった件
忘れられない出来事がある。
付き合って1年の記念日。私、3週間前からレストラン予約してたんですよ。彼の好きなイタリアンの、予約困難な店。奇跡的に取れて、内心「やった!」って思ってた。
でも、記念日の1週間前。
「あ、ごめん。その日、推しのファンクラブ更新日なんだよね」
は?
「更新日って、この日しかないから外せないんだ。記念日は別の日にずらせない?」
その瞬間、スマホを投げつけたくなった(投げてないけど)。
頭では「ファンクラブの更新期限があるのは仕方ない」って理解できる。でも、心がついていかない。1年に1回の記念日より、毎年ある更新作業の方が優先されるんだ…って。
結局、記念日は1週間後にずらした。私は笑顔で「全然いいよ」って言ったけど、レストランの予約をキャンセルする時、マジで泣きそうだった。
ライブ前夜、LINEが朝まで既読つかなかった話
もう一つ、忘れられない夜がある。
彼の推しグループのライブ前日。夜10時くらいに「おやすみ」ってLINE送ったんです。いつもなら秒で既読つくのに、この日は全然つかない。
1時間経っても、2時間経っても、未読。
「何かあったのかな…?」って不安になって、一睡もできなかった。翌朝6時、やっと既読がついて、「昨日はうちわ作りで遅くなってごめん!」って。
…うちわ作り?
私が眠れなかった理由が、うちわ作り?
なんか、バカバカしくなっちゃって。でも同時に、「私ってこの人にとって、うちわより優先度低いんだな」って思うと、涙が止まらなかった。
で、私はどうしたか。失敗も成功も全部話す
最初の失敗:感情爆発させて大喧嘩
最初にやったこと?
ブチギレた(最悪)。
「私より推しの方が大事なんでしょ!もういい!」って、LINEで長文送りつけちゃったんです。感情のままに、グチャグチャな文章を。
当然、彼は「何が問題なのか分からない」状態。「推し活は俺の自由だろ」「束縛するの?」って返ってきて、さらに大喧嘩。
最悪だった…。
この方法、ゼロ点です。感情をぶつけるだけじゃ、何も解決しない。
次の失敗:我慢して、自分を押し殺した
喧嘩の後、私は逆のことをやった。
全部我慢した。
「器の大きい彼女」を演じようとした。彼が推し活してても笑顔で「楽しんでね」って言って、内心ではモヤモヤが溜まっていく。
これも失敗。
我慢って、限界があるんですよ。ある日、小さなことで爆発した。彼が「今日の夕飯何にする?」って聞いただけで、「自分で考えてよ!」ってキレちゃって。
彼は「何で急に…?」ってポカーン。我慢して溜めたものは、全然関係ないところで爆発するんですよね。
やっと辿り着いた方法:具体的に、冷静に、伝える
失敗を重ねて、やっと見つけた方法がある。
「いつ」「何が」「どう嫌だったか」を、具体的に、冷静に伝える。
例えば、こんな感じ。
「昨日の夜、ライブ配信見てる時に話しかけたんだけど、ちゃんと聞いてもらえなくて、ちょっと寂しかった。推し活は全然いいんだけど、一緒にいる時は、できるだけ私にも意識向けてほしいな」
ポイントは:
- 感情的にならない
- 具体的な場面を挙げる
- 推し活を否定しない
- 自分の気持ちを「私は〜と感じた」で伝える
これ、めっちゃ効いた。
彼も「ごめん、気づかなかった」って。それからは、一緒にいる時はスマホを控えめにしてくれるようになった。
実際に効果があった「小さなルール」
週1の「彼女デー」を作った
私たちが決めたのは、週に1回、「完全に推し活オフの日」を作ること。
この日は:
- スマホは極力見ない
- 推しの話題は出さない
- 二人のことだけに集中する
最初は彼も「え、1日まるまる?」って渋ってたけど、「週に1日だけだよ」って言ったら納得してくれた。
この日ができてから、私の心がめちゃくちゃ軽くなった。「今週の土曜日は二人の時間がある」って分かってるだけで、平日の推し活も許せるようになったんです。
「5分ルール」で小さな安心を積み重ねる
もう一つ効果的だったのが、「おやすみ前の5分ルール」。
寝る前の5分間は、推し活の話もSNSも見ない。二人で今日あったこと、ちょっとした悩み、くだらない話をする時間。
たった5分だけど、これがあるだけで「ちゃんと私のこと見てくれてる」って実感できる。
意外な発見:推し活を一緒に楽しむという選択
ある日、彼に言われた。
「今度のライブ、一緒に行かない?」
正直、最初は気が進まなかった。だって、全然興味ないし…。
でも、行ってみたら意外と楽しかった(マジで)。
彼がなんでこんなに夢中になるのか、肌で感じられた。会場の熱気、みんなの一体感、推しのパフォーマンス。「あ、こういうことか」って。
好きになる必要はない。でも、理解はできる。
それからは、たまに一緒にライブ配信見たり、グッズ選び手伝ったりするようになった。推し活が「彼だけのもの」じゃなくて、「私たちの共通の話題」になった瞬間があって。
これ、結構デカい。
今だから言える、本音のアドバイス
我慢は絶対にダメ
まず、これだけは言いたい。
我慢するな。
「器の小さい女だと思われたくない」って、自分の気持ちを押し殺すのが一番ダメ。それ、いつか絶対に爆発するから。
モヤモヤするのは、悪いことじゃない。むしろ、「この関係を大切にしたい」っていう証拠だから。
彼の推し活を「敵」にしない
推し活そのものは、敵じゃない。
問題は「時間の使い方」とか「優先順位の付け方」。そこをごっちゃにすると、解決策が見えなくなる。
「推し活やめて」じゃなくて、「二人の時間も大切にしてほしい」って伝える。これ、全然違うから。
たまには推し活の世界を覗いてみる
絶対に好きになる必要はないけど、一度は彼の推し活の世界を覗いてみるのもあり。
理解できると、受け入れやすくなる。「何が楽しいの?」じゃなくて、「どこが好きなの?」って聞いてみるだけでも、彼は嬉しいはず。
で、結局どうなった?私たちの今
あれから3年。
彼は相変わらず推し活してるし、私も相変わらずたまにモヤッとする(笑)。
でも、昔みたいに辛くはない。
「週1彼女デー」は今も続いてるし、ライブ前は「頑張ってね」って送れるようになった。彼も、記念日とか大事な日は絶対に推し活より優先してくれる。
完璧な解決策なんてない。でも、お互いが歩み寄れば、バランスは見つかる。
もしあなたが今、彼の推し活にモヤモヤしてるなら。
それは「おかしい」ことじゃない。あなたが彼との関係を大切に思ってる証拠。
だから、我慢しないで。
でも、感情をぶつけるんじゃなくて、「どうしたら二人とも幸せになれるか」を一緒に考える。
それが、私が3年かけて学んだことです。
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